周辺設備の値段が高い!

オール電化は国自体が推奨していることもあり、 メリットばかりが大きく取り上げられがちなのですが、 正直デメリットもあります。

そのひとつとして、最初の導入費用がかかるということですね。 周辺機器は正直高いです(^^;

ランニングコストはガス器具に比べてはるかに安いのですが、 それらの金額を回収するまでは7年ほどかかりますね。

これらは入れる設備についても全く変わりますが、高級なモノになればなるほど、もっと大きな費用が必要となります。

また、オール電化を導入する=エコキュートを設置することに なるのですが、エコキュートは一緒に住んでいる家族の人数が多いほど 大きなモノが必要となります。

理由としては沸かしたお湯を貯湯しておく仕組みのため 人数によってお金のかかり方も変わるんですよね。

タンクが大きくなるということは、それだけのスペースも必要となるし 基礎工事に入れるチカラも重要となってきます。

そしてエコキュートと同じく使うことになるIHクッキングヒーターは IH専用の換気扇を設置する必要があります。

新築の家を建てる場合は特に問題ないのですが、住宅リフォームで 以前の換気扇をそのまま使いたいといった場合、そのまま使うのは 無理となってきますね。

専属のモノを取り付ける必要があります。

あとは電気料金に関して、エコキュートの利用を想定した 夜間の利用料金が安くなる契約を結ぶことが多いのですが、 昼間に使うことが多いご家庭の場合、この料金システムのメリットを 上手に活かせない場合がありますね(^^;

光熱費のランニングコストが逆にかかってしまうこともあるため 自分の普段の生活も考えて導入に関しては慎重に判断することを お勧めします。

節約などコスト面は一切気にしていなくて、エコのためにという のであれば全く問題ないのですが、募金をするとは全く違う大きな お金が動きますからね。

業者さんに何度も相談する、そして自分自身でもしっかりとした 知識を身につけて、オール電化を導入するかどうか決めていきましょう!

やってはいけないことは、面倒だから業者に丸投げすることです。

別にこれは家を建てるときだけじゃないと思いますが、 相手の都合のよいカタチで回される可能性大ですよ!!